契約社員の「みなし残業」は違法じゃない【重要:何を優先事項にするか】

働き方・あり方

  • 契約社員にも「みなし残業」はあるけど、違法なんじゃないの?
  • タダ働きをさせられるだけって聞いたけど、実際はどうなんだとう
  • 搾取されたくないけど、よく分からなくて、悩みまくっている…

こんな疑問に答えます。

どうも、くしかつ(@ucustein)です。
新卒で入社した会社を4ヶ月で退職、その後、転職し「契約社員の販売員」として1年半ほど働きました。

みなし残業制度を「得体の知れない危険な制度」と思ってる人も多いようなので、解説していきます。

この記事の結論

契約社員にも「みなし残業制度」はあります。ただ、別にそれ自体は違法ではなく、そもそも法律で規定されてもいません。企業と労働者の間で取り決められる契約です。それよりも大事なことは、自分が仕事において何を大事にしてるかだと思っています。それが決まってれば、あまり気にならないはずです

上記のとおり。
制度そのものは違法ではなく、それをどう運用してるかが問題になってきます。

この記事の内容

  • 契約社員の「みなし残業」は違法じゃない
  • 違法運用する企業もある
  • 「高給な求人ほど、ワナが多い」という話

契約社員の「みなし残業」は違法じゃない


みなし残業は、別に違法ではありません。

しかし、契約内容と実態にギャップがある場合はアウト。その辺りを見極めてきましょう。

そもそも「みなし残業」とは

みなし残業制度は「残業を一定時間したとして、その分の賃金を給料に含ませる制度」でして、このほかにも「固定残業代」や「見込み残業代」などとも呼ばれます。

  • 基本給20万円+みなし残業代4万円(20時間分)
  • 基本給18万円+固定残業代6万円(45時間分)

例えば、こういった感じですね。

また「みなし残業に設定されてる時間」より「実際の残業時間」が少なくても、その設定された時間分の残業代は支払われます。

例えば「30時間分の残業代」は含まれていて、実際の残業時間が20時間でも、30時間分の残業代が支払われます。

※ちなみに「みなし残業制度」は、法律には存在しません。これは「企業と労働者の間で取り決められる契約内容」になります。

残業代の計算方法

(基本給)÷(月の労働日数×8)×(1.25)×(残業時間)

上記のとおり。固定残業代もこれで計算できます。

違法運用する企業もある

重要なことは2点あります。

  • 「みなし残業時間」と「実際の残業時間」がマッチしてるか
  • 設定された残業時間を超えたら、別途で残業代は支給されてるか

上記2つ。企業によっては「みなし残業時間」を超えているのに、超過分の残業代を支払わないところもあるようなので、要注意です。

ちなみに、そのような企業は社員を大事にするマインドがないと思います。なので、契約更新もしないでしょうし、タイミングがきたらそのまま「雇い止め」で終わる可能性が高いとでしょう。

ぶっちゃけ、早めに新しい仕事を探すほうがベターです( ̄^ ̄)ゞ

ちなみに契約社員でも残業拒否は可能なので、ぜひトライしてください。詳しくは【マジ】契約社員は、残業拒否していい【非常識ではない / カラーに合わせる】をどうぞ。

残業が支払われない場合の対処法

当事者間(=あなたと会社)での交渉は問題解決が難しいことが多いので、第三者を間に挟んで交渉するのをオススメします。

  • 労働基準監督署
  • 社会保険労務士
  • 弁護士

お金は掛かりますが、未払い残業代を請求するにはプロの力を借りるほうがベターです。

補足:求人票の見方について

求人票もよく確認しておきましょう。

  • OK…「基本給+みなし残業代+時間」の3点セットで記載
  • NG…「基本給+みなし残業時間」の2つしか記載してない

上記のとおり。残業時間と残業代がセットで書かれてないとダメです。

また企業によっては「みなし残業代」があるのにも関わらず、求人票に書かないところもあるので注意が必要です。

見極める方法とは

僕は、同じ企業の違う求人を媒体も変えて探すようにしています。

同企業・異職種で「みなし残業制度」があると分かれば、応募する職種の給料にも『みなし残業が含まれてるな』と探ることが可能だからです。

ぶっちゃけ、心配なら逆質問の時にサラッと聞くのもありです。当然の権利ですし、むしろ徹底的に調べてることのアピールにもなるかもしれません。

「高給な求人ほど、ワナが多い」という話


うまい話ほど飛びつきたくなりますが、危険もいっぱいです(´Д` )

契約社員でも給料が高いカラクリとは

そもそもレア求人なんですが、契約社員でも高給な仕事はあります。カラクリとしては、下記3つです。

  • その①:不安定だからこそ、高賃金にしてる
  • その②:保険・年金を引いてない額で載せてる
  • その③:見なし残業代を含む・年俸制をとってる

上記のとおり。
しかし、現実として「その①:不安定だからこそ、高賃金にしてる」は幻の存在でして、大抵は後者2つであることが多いです。

肌感覚ですが、圧倒的に多いのは「その③:見なし残業代を含む・年俸制をとってる」ですね。給料は良いよな、と思って詳細を見たら、固定残業代60時間分を含む求人とか、ゴロゴロあります…(´Д` )笑

そして、転職は基本的にトレードオフです

投資の世界では「ハイリスク・ハイリターン」という言葉がありますが、転職においても同じでして、例えば『給料がめちゃ良い→仕事のストレスも高くなる』といった感じですね。

要するに、何かを得ることは何かを失う、という話です。

みなし残業制度は、日々の残業が確定してる職場で導入されてることが多く、それはつまり「プライベート時間はそこまで取れないこと」を意味します。もちろん例外もあるかもですが、その覚悟を持っておく必要はあるかと。

さいごに:仕事において、何を優先事項にするか

最後に、個人的に思うことを書いていきます。

僕は人材系企業のWebマーケティング担当で、正社員として働いています。給料には「みなし残業代」も含まれています。

とはいえ、転職するときにはまったく気にしませんでした。理由は簡単で「仕事に優先して求めること=自己成長」だからです。給料は、生きていけるくらい(15万円くらい)あれば十分なんですよね。

日々の生活や、仕事の最中とか、あらゆることから『自分って何が好きで、何が得意で、何を大切に仕事してるんだろう』と考え続けました。

考えた結果、今の仕事を選び楽しく働けています。残業はありますが、大事にしてることを追求できるので、あまり気にしてません

正社員・契約社員・派遣・アルバイトとか関係なく、仕事をするなら「幸せに働きたい」と思うはずです。そのためには、絶対に「自分を知る」というアクションが必要になってきます。

要するに「自己理解・自己分析」でして、これをやらないでいると、多分ジョブホッパーになって人生詰みます。下記リンクでおすすめ本も紹介してるので、ぜひ参考にしてみてください。
【厳選】自己理解・自己分析におすすめな本5冊【”価値観”を見極めよう】

それと、契約社員にまつわるキャリア相談もしていますので、こちらもよろしくお願いします。では、今回は以上です。

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